間接照明のインテリア術|光で演出する落ち着いた部屋づくり

間接照明を取り入れたインテリアは空間に奥行きと柔らかさをもたらし、落ち着いた雰囲気を演出するのに最適な方法です。

天井や壁に直接光を当てず反射させて部屋を照らす間接照明は、まぶしさが少なく目に優しい空間づくりができます。

リビングや寝室など、長時間を過ごす場所にこそこの手法を活かしたいものです。

たとえばテレビボードの裏にLEDテープライトを仕込むことで、画面を見やすくするだけでなく視界の疲労も軽減されます。

天井と壁の間に設けたコーブ照明や床に近い位置に設置するフロアライトも、空間のアクセントと効果的です。

間接照明を成功させるには光の色温度も重要で、暖色系の光を選ぶとリラックス感のある空間に仕上がります。

間接照明は単体の明るさは抑えめなため必要に応じてタスクライトなどの直接照明と組み合わせることで、機能性を損なうことなくデザイン性を高めることができます。

照明器具そのもののデザインもインテリアとの調和を考えて選ぶことが求められます。

木製やメタル布シェードなど、素材にこだわった照明は空間の質感を引き立て生活の質をも向上させる存在となります。

間接照明を活かしたインテリアは見た目の美しさだけでなく、暮らしに安らぎと心地よさをもたらす上質な空間づくりの手法と言えるでしょう。

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